Innovation Base Tokyoピッチ&マッチングイベント第3回の模様をレポートします。将来の「まち」に求められる価値の探索や高付加価値化の創造まで、広範囲にわたるスタートアップ企業との協業可能性について語りました。
【登壇企業リスト】
鹿島建設株式会社様
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社様
東洋紡株式会社様
株式会社大林組様
株式会社東芝様
東日本旅客鉄道株式会社様
ピッチ&マッチングイベント
鹿島建設株式会社様
パーソナル・アダプティブ・スマートホスピタル
鹿島建設株式会社様は建設事業・開発事業まであらゆるフェーズ・ニーズに対応した事業を展開しています。またDXの領域に関しても、BIM(Building information modeling)を使用した設計施工管理、建設機械の自動運転による施工システム等デジタルの活用をすすめています。今回はメタバース空間を活用したパーソナル・アダプティブ・スマートホスピタルという大学病院を外観から内観までをデジタル点群データとBIM通じて、デジタルツインとしてメタバース空間に病院を構築した取り組みについて語りました。このメタバース空間の中で患者とスタッフのコミュニケーションや、在宅リハビリ空間を再現し、リハビリ教育を行うなど、病院と在宅を結ぶ地域連携について研究をしています。映像などの技術を駆使して、メタバース空間で連携できるスタートアップを募りました。
株式会社東芝様はエネルギー、社会インフラ、電子デバイス、ICTソリューション、データビジネスという領域でB to B 向けのサービスを行っています。DEとDXを合わせたCPS(Cyber Physical System)を定義し、データの収集、蓄積、分析を通して新しい価値を創出し、利用者に提供しています。また、オープンイノベーションのプログラムを積極的に進めており、Smart Cities をテーマに株式会社東芝様が手掛ける社会インフラを支える事業に関して、デジタルを活用した新たなビジネスの創出にお力添えをいただけるスタートアップを募りました。