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REPORT

イベントレポート

【第12回|3月15日】進化し続けるエンターテインメントのポテンシャル・イベントレポート

〜エンターテインメント関連企業が自社のシーズやニーズを語る〜

企業や大学、行政などが抱えるシーズやニーズをスタートアップに向けてプレゼンテーションし、協業や連携を模索する『Innovation Base Tokyo』のピッチ&マッチングイベントです。今回は、エンターテインメントや教育関連の商品やサービスを提供する企業や組織が自社のシーズやニーズについて語りました。

【登壇企業リスト】

  • 株式会社JVCケンウッド様
  • 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント様
  • 学校法人 名古屋学院様
  • 関西テレビ放送株式会社様
  • 株式会社バンダイナムコ研究所様
  • 松竹株式会社様

ピッチ&マッチングイベント

株式会社JVCケンウッド様

D×TheaterS リモートエクスペリエンスを爆上げするサービス×ハードウェアでの新ビジネスに向けて

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「感動と安心を世界の人々へ」の企業ビジョンを掲げる株式会社JVCケンウッド様。メディア事業部事業開発部では、映像音響技術に加え、センシングやAI等+αで即時性のあるインタラクティブな体験の拡張を目指す『D×Motion Technology』のコンセプトに沿って新サービス『D×TheaterS』を企画していると語りました。シアターの中にS席、A席、B席とあるように、シアターの外へ拡張したD席(DistanceのD)を作ろうというもの。リモートかつ双方向で即時的な感覚共有”その場感”の実現により、「リモートだからこそ」体験価値を爆上げできると説明して、技術やアイデアの提案を呼びかけました。

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント様

コンテンツを発展、飛躍させる前向きなアイデアを

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3,000名を超えるスタッフで幅広く事業を展開している株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント様。グループの幅広い事業展開を紹介しながら、求めている方向性やマインドに共感するスタートアップとの協業を望んでいると語りました。アーティスト&ミュージック、ビジュアル&キャラクター、エンタテインメントソリューションと大きく分けて3つの事業セグメントを展開し、新たな試みや課題について説明した上で、幅広く前向きなアイデアや提案で、より楽しく面白いものを世の中へ届けることができればと語りました。

学校法人名古屋学院様

名古屋高校サッカー部 高校生をバックアップする取り組みとその可能性

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ナゴヤドームの麓に校舎を構える学校法人名古屋学院・名古屋高校様は、今年135周年を迎える私立の男子校です。学校の部活動が全国的に縮小・廃止等変革を求められている中で、名古屋高校サッカー部についてもどのような形で存続・発展させられるのかを模索していると話しました。2022年4月に運営母体を一般社団法人化することを説明し、IT技術を活用した練習の効率化や、外部企業との連携等の取り組みを紹介し、高校生のデータ活用や学校設備を利用した実証実験などの可能性を示しながら協力を呼びかけました。

関西テレビ放送株式会社様

テレビの未来へ!〜新たなエンタメの提供と関西地域の活性化〜

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関西圏を中心に地上波テレビ放送を行う関西テレビ放送株式会社様は、多彩なコンテンツで人々に豊かな生活を提供する総合メディアビジネス集団を目指し、関西エリアひいては全国で必要とされるコンテンツメーカーでありたいと話しました。その目標を実現すべく、XRコンテンツによる新たなエンターテインメントの提供と、関西エリアの社会や生活に貢献するサービスの提供という2つのテーマに沿った協業パートナーを募集するとのこと。XRコンテンツについては同社が培ったコンテンツ制作能力と、パートナーの最新XR技術の掛け合わせで、いままでにない体験を提供していきたいと語りました。また、同社のグループ会社や協業パートナーのリソースを活用した新規事業で、関西エリアの活性化を目指すことがミッションだと説明しました。

株式会社バンダイナムコ研究所様

バンダイナムコ研究所 概要および取り組み紹介

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バンダイナムコグループのエンターテインメントユニットで、グループ全体のサービスに活用するための技術開発・新領域の実証、検証を行う株式会社バンダイナムコ研究所様では、AI技術・XR技術・オープンイノベーションそれぞれの領域を主軸とした基礎研究・応用研究に取り組み、新しいエンターテインメントの創出やIPの活用法も研究しているとのこと。プレゼンテーションでは、具体的なAI・XR技術のエンタメ応用の事例や、オープンイノベーション領域で実施した、ガンダムと未来技術を掛け合わせることで未来の夢と希望を現実化する『ガンダムオープンイノベーション』の説明がありました。同社では社外のスタートアップ企業と共創して、エンターテインメントの新たな価値を創出したいと話しました。

松竹株式会社様

エンタメ共創パートナー募集

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歌舞伎の制作や劇場の運営、映像事業、不動産事業を手掛けている松竹株式会社様。『日本文化の伝統文化を継承、発展させ、世界文化に貢献する』『時代のニーズを捉え、あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツをお届けする』という2つのミッションのもと、パートナーとエンタメを共創していきたいと語りました。
過去に取り組んだ事業では、エンタメ性の強化・リアル体験の多様性・視聴体験の拡大という推移をたどりながら、インタラクティブやARなど、その時代に沿ったコンテンツを創出してきたとのこと。
エンタメ共創のキーワードとして新規IP創出・クリエイターエコノミー・ファンコミュニティ・XRを挙げ、これらの領域で現在進行中の事例も数多く紹介していました。

【イベント概要】

テーマ
進化し続けるエンターテインメントのポテンシャル

開催日時
2022年3月15日(火)14:00〜16:30

イベントパート開催場所
オンライン(YouTubeライブ配信)

本イベントはInnovation Base TokyoのYouTubeチャンネルでアーカイブ配信中です。
こちらでご覧ください。

※協業募集期間が終了している場合がございますので、ご容赦ください。